サッと内容チェック
- 電車に乗る(乗り込む)
- get on the train
- 電車の中にいる・電車に乗っている
- be on the train
- 電車に乗る(使う)
- take a train
これらの表現を使いながら、[電車に乗る]様々なシーンで使える英語表現をご紹介しますね!
いつもこの電車に乗るを英語で?習慣的に電車に乗ることを表現する
まずは、[私はいつもこの電車に乗ります]を英語でどう表現すれば良いか見ていきましょう!
日常的に同じ電車に乗る場合、習慣を表す表現を使うと自然です。
お馴染みのtake/catchなどの動詞を使って表現できますよ。
- I always take this train to work.
- 私はいつもこの電車で通勤します。
- I usually catch the 8:15 train in the morning.
- 私は通常朝の8時15分の電車に乗ります。
- This is my regular train home.
- これが私の帰宅時の定期の電車です。
・「always」「usually」などの頻度を表す副詞を使うと、習慣的な行動を表現できます。
・「catch」は特定の時間の電車に乗る場合によく使います。
・「regular」は定期的に利用する電車を指す時に便利です。
これらの表現を使うことで、日常的な電車利用について自然に話すことができます。
習慣的に電車に乗ることを表現する時は、これらのフレーズを使って自然に会話を組み立てることができます。日々の通勤や通学の様子を英語で説明する際に活用してみてくださいね。
電車に乗っている=電車に乗るは”get on”だから”I’m getting on a train”でいいの?
生徒さんの会話を聞いていて、よくまちがっているのが、『乗る』という表現です。とくに生徒さんがよく使うのが、get on という表現。
乗る=”get on”とだけ覚えておくと、本当に伝えたいニュアンスが伝わらないときがあります。
今日はまちがいやすい”get”の使い方を中心に学んでいきましょう!その使い分けを学習します。
get on を使った”乗る”の意味とは?Getの感覚は⇒矢印です。Be動詞は=。
まずは電車に乗るでよく使う”get on”のgetについて考えてみましょう!
私はよくgetを→で表します。Getのイメージ、⇒の方向へ向かったり、そこまで行って何かを手に入れるイメージです。
一方で、be動詞は=で表します。be動詞は、名詞や形容詞を主語と結び、それらの今の状態を表します。
ではこれらのイメージをget on the trainに当てはめてみましょう!
get on the trainのイメージは?
”on the train”とはここでは形容詞句としての役割があり、電車の中にいる状態を指します。(前置詞+名詞は、形容詞と副詞の役割ができます。)
その”電車”の中にいる状態”をgetするとはどういうイメージなのでしょうか?
I ⇒ on the train. (getを⇒で表す)
人(I)が電車に乗っている状態(on the train)に向かっている(→)=人が電車に→→乗り込むを表しています。
決して乗っている状況は表しません。
そのため、進行形にして”I’m getting on the train.”とすると「私は電車に乗ろう(乗り込もう)としています。」となります。
be動詞を使って:今、電車です。今電車に乗っていますは英語で?
on the trainとどの動詞を組み合わせるかがポイントです。
この場合は、”get”ではなく”be動詞”と組み合わせます。
- I’m ”on a train” now.
- 私は今、電車に乗っています。(電車にいます。)
- I’m on a shinkansen (Ballet train) now.
- 私は今、新幹線に乗っています。(新幹線の中です。)
ちなみにイギリス英語では、I’m ”in a train”となりますよ。
getとbe動詞の使い分け・・・できていますか?
意味が大きく変わってしまうので、改めて復習をしておきましょう。
復習:getとbe動詞の違い
be動詞を”=”、getを”⇒”を捉えよう!
- I=sick 病気です。
- I ⇒sick 病気になる。
- I=married 結婚している
- I ⇒married 結婚する。
⇒の場合は、その状態を得ることから、~になるとか、結婚するという動作を表します。be動詞の時は、=。現在その状態=であることを表しています。
下の①②の違いはなんでしょうか?
- When I got on the train, I saw the strange person.
- When I was on the train, I saw the strange person.
もう違いがわかりますよね?
①は、乗り込んだ時に、変な人を見た。
②は、乗っていた時に、変な人を見た。
電車に乗る=get onはまちがい?電車を利用したときの”乗る”はなんといいますか?
今まで、”電車に乗る”=”get on”とご紹介してきましたが、ここでもまた注意が必要です。
さきほどが説明しているように、”get on”は動作として”電車に乗る”ことを指します。そのため、公共機関を利用したという意味の”電車に乗る”では使う単語が異なります。
この場合は、”take”を使いましょう。
同じ乗るでも、”動作として乗る=get on”と”公共機関を利用するという意味の乗る=take”では使う動詞が異なります。
I took this train to come here. (ここに来るために、この電車に乗りました。)(この電車を使いました。)
『乗る』
という一言でたくさん勉強できますね。ややこしやポイントが学習ポイントなんですよ。
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口頭英作で理解度チェック☑
ここまでの内容の理解度をチェックしてみましょう!
問題編
- 今、電車に乗っているよ。
- 電車で会社に通っています。
- 彼は、そのタクシーに乗り込んでいました。
- 今、車だよ。
日本語→英語の順で音声を読み上げています。
解答編
- I’m on a train.
- I take train to my office.
- He was getting into the taxi.
- I’m in a car now.
電車に乗る表現をマスターしよう!実践的な使い方と応用例
電車に乗るという日常的な行動を英語で表現するのは、意外と難しいものです。単に「get on」や「take」を使えばいいというわけではありません。状況や意図によって適切な表現が変わってくるのです。ここでは、より実践的な使い方と応用例を見ていきましょう。
1. 電車の種類による表現の違い
電車の種類によって、使う表現が少し変わることがあります。以下の例を見てみましょう:
- I’m taking the subway to downtown.
- 地下鉄に乗って都心に行きます。
- We’re going to ride the bullet train to Kyoto.
- 新幹線に乗って京都に行きます。
- She commutes by local train every day.
- 彼女は毎日在来線で通勤しています。
・subway(地下鉄): 主に「take」を使います。
・bullet train(新幹線): 「ride」や「take」を使います。
・local train(在来線): 「take」や「commute by」を使います。
電車の種類によって、自然な表現が少し異なることがあるので注意しましょう。
2. 目的や状況に応じた表現
電車に乗る目的や状況によっても、適切な表現が変わってきます。以下のような例を見てみましょう:
- I’m going to catch the 7:30 train.
- 7時30分の電車に乗るつもりです。
- We missed the last train and had to take a taxi.
- 最終電車に乗り遅れて、タクシーを使わざるを得ませんでした。
- Let’s hop on this train, it’s about to leave!
- この電車に飛び乗ろう、もう出発しそうだよ!
・「catch」: 特定の電車に間に合うように乗る場合に使います。
・「miss」: 乗り遅れた場合に使います。
・「hop on」: 急いで乗る場合や、カジュアルな表現として使います。
状況に応じて、適切な動詞を選ぶことで、より具体的な意味を伝えることができます。
3. 電車内での行動を表す表現
電車に乗っている間の行動を表す表現も覚えておくと便利です。以下の例を見てみましょう:
- I usually stand on the train during rush hour.
- ラッシュ時は通常、電車内で立っています。
- She always gets a seat on her morning commute.
- 彼女は朝の通勤時にいつも座席に座れます。
- We chatted the whole time on the train.
- 私たちは電車の中でずっとおしゃべりしていました。
・「stand on the train」: 電車内で立っている状態を表します。
・「get a seat」: 座席に座ることができた場合に使います。
・「chat/talk on the train」: 電車内で会話をする場合に使います。
これらの表現を使うことで、単に「乗っている」だけでなく、より具体的な状況を描写することができます。
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4. 電車に関連する便利なフレーズ
電車に乗る際に役立つ、その他の便利なフレーズも覚えておきましょう:
- The train is running late due to heavy rain.
- 大雨のため電車が遅れています。
- This train is bound for Shinjuku.
- この電車は新宿行きです。
- Please mind the gap between the train and the platform.
- 電車とホームの間の隙間にご注意ください。
・「running late」: 電車が遅れていることを表します。
・「bound for」: 電車の行き先を示す時に使います。
・「mind the gap」: 電車とホームの間の隙間に注意を促す際の定型表現です。
これらのフレーズは、駅のアナウンスや電車内での会話でよく耳にする表現なので、覚えておくと便利です。
5. 電車に乗る表現の応用練習
ここまで学んだ表現を使って、実際の会話の中で応用してみましょう。以下の会話例を参考にしてください:
- A: How do you usually get to work?
- A: 普段どうやって仕事に行きますか?
- B: I take the subway. It’s convenient, but it gets really crowded during rush hour.
- B: 地下鉄を使います。便利ですが、ラッシュ時はとても混みます。
- A: I see. Do you usually get a seat?
- A: なるほど。普段座れますか?
- B: Rarely. I usually end up standing for the whole journey.
- B: めったにありません。たいてい全行程立っています。
- A: That sounds tough. Have you ever considered cycling to work instead?
- A: 大変そうですね。代わりに自転車で通勤することは考えたことありますか?
- B: I have, but I live quite far from the office. I think I’ll stick to the subway for now.
- B: 考えたことはありますが、オフィスからかなり遠くに住んでいるんです。今のところ地下鉄を使い続けると思います。
・「get to work」: 「仕事に行く」という一般的な表現です。
・「It gets crowded」: 「混雑する」状況を表現しています。
・「end up doing」: 「結局〜することになる」という表現です。
・「stick to」: 「〜を続ける、〜に固執する」という意味で使われています。
これらの表現を使うことで、より自然な会話を組み立てることができます。
まとめ:電車に乗る表現を使いこなそう
電車に乗る表現は、日常生活で頻繁に使う重要な表現です。単に「get on」や「take」を覚えるだけでなく、状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。以下のポイントを押さえておきましょう:
- 電車の種類によって適切な表現を選ぶ(subway, bullet train, local trainなど)
- 目的や状況に応じた動詞を使う(catch, miss, hop onなど)
- 電車内での行動を具体的に表現する(stand, get a seat, chatなど)
- 電車に関連する便利なフレーズを覚える(running late, bound for, mind the gapなど)
- 実際の会話の中で応用し、自然な英語表現を身につける
これらの表現を使いこなすことで、より豊かで正確な英語コミュニケーションが可能になります。日常生活や海外旅行の際に、自信を持って電車に関する会話ができるようになるでしょう。
電車に乗る表現をマスターすることで、英語での日常会話や旅行時のコミュニケーションがより円滑になります。これらの表現を積極的に使って、英語力向上に役立ててくださいね。