サッと内容チェック
そろそろ~しないと!を英語で?
不満や自覚している悪いところを伝える表現:It’s about time (that) S 過去形
it’s time to doは、よく使う表現で「~する時間」を表します。
これは単純にこれから何をするか伝えるときにつかう表現ですね。
これに[about]をつけると[そろそろ]の意味になりますが、少し注意が必要です。
”そろそろ~する”がこれからすることの場合には、”そろそろ=it’s about time to do”としてOKです。
でも実際には、するつもりはないけど、自覚として、そろそろ~しないといけないという場合には使いません。
この場合には、“it’s about time S 過去形”を使います。
これは高校で習う文法事項の仮定法過去を使うため、過去形になっています。
そろそろ~したほうがいい(でもしていない)。現実味がないことを表現するときには、仮定法過去を使うルールがあります。(例えば、もし私が鳥だったら・・・、これも人間が鳥にはなれないので現実味がないですね。)
- It’s about time (that) you quit smoking.
- そろそろたばこをやめないと(quitは現在・過去形ともにquit)
このIt’s about time (that) S 過去形は、”自分や相手がわかっていても現実にはできていないこと”などを伝えるときによく使う表現ですね。
It’s about time to doとは意味が違うので注意しましょう!
では、下記で詳しい使い分けをご紹介していきます。
it’s about time to doとit’s about time that S 過去分詞の違いは?
it’s about time to doは、そろそろ~する時間だとすでに予定にあること、するつもりがあることを伝えるときに使います。
- It’s about time to go out.
- そろそろ出かける時間だ。
- It’s about time to eat dinner.
- そろそろ夕食の時間だ!
このようにすでに予定にあって、するつもりがあることや当然するだろうことを表現するときに使います。
to 不定詞は、これからすること(toの方向に向かっているんです。)を表します。
一方で、”it’s about time that S 過去形”は現実にはできていないこと、しなければならないと思っていてもできていなかったり、相手にしてほしいのにしてもらえていないことを伝えるときに使います。
- It’s about time (that) I lost my weight.
- そろそろやせないとなー。
- It’s about time that I got married.
- そろそろ結婚しないとなー。
- It’s about time that you cleaned your room.
- そろそろ部屋を片付けないといけないよ!
【そろそろ】には、未来の単純な予定を表す場合と、(できないことを自覚したうえで)やらなければと思っていることを表す場合、の2通りあるので、使い分けを気をつけておきましょう!
about timeを使った表現以外にはないの?近い未来を表すsometime soon
[そろそろ]とは、近い未来を表す表現です。近い未来と言っても、確定的でない予定の場合もあります。
そんなときに使えるのが、[sometime soonやsome day soon]です。
- そろそろ(近いうちに)、君に会いたいな。
- I want to see you sometime soon.
はっきりと、明日や明後日ではないけれど、そろそろ(近いうちに)~したいという不確定な要素を表していますね。
[it’s about time to do]は、もう決まっている予定に対して使う表現でしたが、こちらは、[近い未来の不確定なこと]について表現する際に使えますよ。
- そろそろ、プレゼントが届くよ。(届くことは確定しているが、時間が不確定)
- The present will be delivered to you sometime soon.
- そろそろ、プレゼントが届くころよ。(届くことが確定している。時間もおよそわかっている。)
- it’s about time to receive the present.
近い未来を表す表現はこちらでも確認しておきましょう!