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そんなことないですよ!リンキングは、単語と単語がつながること。リエゾンは単語の音声変化!どちらもルールに基づいて、発生するので、意外と攻略しやすいんです!
リエゾンとリンキング学習は海外ドラマを聞き取れるようになるためには、必ず必要な学習ですよ!英語学習ノウハウとして一読しておきましょう!
海外ドラマ(ネイティブ英語)を聞き取れるようになるまで
海外ドラマを字幕なしで楽しみたいですよね。
私も海外ドラマが大好きなので、いつかそうなりたいと英語学習を続け、いまでは目標通り字幕なしで楽しめる海外ドラマが増えてきました。
「やっぱり留学しないと無理なのかな」「海外に何年か済住まないとダメかな」そんなことを悩んで、いろいろ遠回りしながら、出会ったのがリエゾンとリンキングの学習でした。
どのようなトレーニングをすれば留学なしで、海外ドラマが聞き取れるようになるのか?を私の経験を元にご紹介します。
その前にまずは、ネイティブ英語リスニングができない理由をおさえておきましょう!
- 音声が認識できない。
・知っている単語なのに、文章の中で話されると何を言っているかわかない。
→リンキング学習で文章中で話される単語の音の認識を変える! - 理解するスピード不足
・全部聞き取れているのに、シャドーイングでついていけるのに、意味が理解できない。
→少なくとも120WPMの速さで英文を読み込めるリーディング力をつける
ではこの2点をどのように克服すればよいかを考え、そこに重点を置いて学習していけばいいですね。
克服 ①音声認識力アップ!リンキング・リエゾン学習
- Want to ➡ ワナ
- Going to ➡ ゴナ
- Couldn’t ➡ クゥン
- Can I ➡ クナイ
- Like it ➡ ライキッ
テキストのきれいな英語ではそこまでリンキングやリエゾンは発生しませんが、海外ドラマや映画、ネイティブ英語では”リンキング・リエゾンの嵐”です。
- 単語と単語をつなげて(リンクさせて)発音すること=リンキング
例)”I like it”が”alaikit(アライキ)” のようにリンクして聞こえるもの - 特定の音が重なる等した際に起こる音声変化=リエゾン
例)put itがPuditのように聞こえること
「T」が母音にサンドイッチされると、dやラ行のような音になる。
waterもワーダーとかワーラーって聞こえるときありませんか?
リンキングとリエゾンが起こると、4-5語の単語がまるで1語のように一瞬で発音されることもあります。
リンキングのルールは、とっても簡単!これだけ覚えよう!
■リンキングルールの一つ
子音で終わる単語+母音で始まる単語はリンクする!!
日本語は、ほぼすべての言葉が母音で終わります。
- 英語 Eigo 母音Oで終わる
- ペラペラ Pera 母音Aで終わる
このように母音で終わる言葉は、次の言葉とリンクすることはありません。
そのため、日本人には音と音がリンクする感覚自体があまりないんです。
これが、実は日本人の英語リスニングの弱点なんです。音と音がリンクする意識がまったくないんです。
【か・き・く・け・こ】なら【ka/ki/ku/ke/ko】となりますよね?
日本語は、①母音のみ【あいうえお】の音と②子音と母音の組み合わせ【か行以降すべて】の2通りしかありません(”ん”を除いて)。
すべての単語は、”ん”で終わるものを除いて、母音の音で終わるから、次の単語と音がリンキングしないんです!!
えいご=eigo ”お”で終わってる。ペラペラ=perapera ”あ”で終わってる・・・だからつぎの単語とリンクしないのか・・・。
英語の場合は、日本語と違って子音の”音”で終わる単語がたくさんあります。
Like itの場合、どのようにリンクするかわかりますか?
例えば、likeは、スペル上はeで終わりますが、発音上は、Laik(ライk)とkの音で終わります。
likeのk(子音)の音と、次のitのiの音がリンクすると・・・K+i=ki (キ)になりますよね!!
だから、like itは、laiki(t)=ライキッのように聞こえるんです。
take itなら・・・
“take it”は、takeは発音上は、”K”で終わるのでteik+
母音iで始まるitでできています。
tak(e) it = takit (テイキッ)
これがリンキングです。音読する際は、このリンキングを意識して、子音の次に母音がきているときは必ずチェックを入れるようにしましょう!
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リエゾンにはたくさんのルールがある!
■音の脱落ルールの一つ
NとTが続くと、Tの音が脱落する
mountain=マウントゥンではなく、mounn(まうんン~)みたいに聞こえる。
リエゾンにはたくさんのルールがあります。(例えば、母音にサンドイッチされるTはDの音に変化する、ntが重なると、nnの音になるなど)を学習する必要があります。
こういうルールを覚えて(というよりは耳に慣らして、自分でも発音する)必要があります。
そうすることで、音声認識力をアップさせることが重要なんです!
日本語にないからこそ、集中して学習する必要があるんですね♪集中してリエゾンやリンキングを学習すると3ヵ月くらいでぐんぐんネイティブ英語のリスニング力が向上していくんです!
そんなリンキング学習におすすめなのが、こちら↓
結果にコミットする英会話教材【プライムイングリッシュ】
というリスニング教材です。
そもそもリエゾンやリンキングを学習できるテキスト自体あまりありません。
さきほどもお伝えしたように海外ドラマやネイティブの英会話は『リエゾンやリンキング』の嵐!大切なのは、リエゾンやリンキングのルールや音声変化を身につけ、それを真似て何度も発音すること。これこそが、ネイティブ英語リスニングの近道だと思います。
海外に住んで自然に、ネイティブと話して自然に・・・もできなくはありません。でも音声学的にルールを学んだほうが早いと思いませんか?
文法のルールを覚えずに英語学習をすると、非効率的なのと同じです。
この教材は、音声変化のルールを丁寧に解説しているから、とにかくわかりやすい。
本格的にネイティブ英語をリスニングできるようになりたい生徒さんには、【プライムイングリッシュ】
という教材をご購入いただき一緒に学習しています。
ネイティブ英語リスニング力を高める!プライムイングリッシュのおすすめポイント
- スピードだけでなく、ゆっくりスピードを1文ごと確認できる音声になっている。
特徴②音声変化をカタカタで表記されているので変化がわかりやすく、発音の真似がしやすくなっています。 - スピーキング力アップにつながる
音声をまねる過程で、シャドーイングやリピーティングの通訳トレーニングメソッドが取り入れられています。そのため、スピーキングの力をつけるのにもおすすめ。 - 日常レベルの単語学習ができる
日常の様々なシーンのスキットでネイティブ英語フレーズや日常会話での英単語などを学習しながらリスニング・スピーキングの練習ができる。
これだけ、音声変化トレーニングに特化した教材は【プライムイングリッシュ】
のほかにはないと思います。
留学などの経験をせずに、自然にネイティブ英語を聞き取れるようになるには、リンキングやリエゾンの学習はかならず通る道です。
一度、教材を購入すれば何度も繰り返し学習できますし、6ヵ月分の教材なので、半年で学習を終えたとしても月5000円ほど。
一年かけて学習すると効果的なので一年で使用すると考えると月2500円くらいなので、良質なリスニング学習がこの価格でできるなら安いかなぁと思います。
うん、これなら一人でも学習できそうだね。
それにしても、一つ目の理由でこれだけ力が入っているんだね・・・。
わかりますか?私・・・実はネイティブ英語や海外ドラマが聞き取れるようになるまで相当遠回りをして、やっと見つけたのがこの学習方法だったんです。
私がこの学習方法に出会ったのは、すでに英検1級・TOEICも950点以上取得済の時でした。
試験では好成績を残せるのに、ドラマやネイティブ英語が聞き取れない自分が情けなくて…でもなにを勉強していいかわからない…。
やっぱり留学しないと無理なんだとあきらめかけていたときに、リエゾンとリンキングの学習に出会いました。
この出会いがあったからこそ、多くの生徒さんにこの学習メソッドをご紹介でき、海外ドラマを聞き取れないと悩む生徒さんが半年後にキラキラと嬉しそうにされる瞬間に立ち会えたんだと思います。
英語力がある程度高い人なら3ヵ月くらいの学習で、すぐに海外ドラマやネイティブ英語が聞き取れるようになる方もたくさん。
私もそうでした。まさに目から鱗の学習法なんですよ♪
CDもリエゾンやリンキングを通してリスニング力をアップさせることが中心になって考えられているからとても効果的です。
リエゾンで音声変化の起きている音声がスローモーションで吹き込まれているから、とにかくわかりやすいんです。
リエゾンのテキストはそのスピードから上級者向けのものがほとんどでさらに解説も乏しいものが多いなか、結果にコミットする英会話教材【プライムイングリッシュ】
は、音声がスローモーションで吹き込まれているからこそ、初級・中級者でもわかりやすく、さらにわかりやすい解説つきで、独学ができるようになっています。
リスニングの内容も日常会話のストーリー仕立てなので、英会話で即使える表現ばかり。リスニングの勉強をしながら、英会話のフレーズストック(インプット学習)にも最適な教材なので、本当におすすめです。
私の生徒さんでこちらのテキストで学習された方は、海外ドラマで聞き取れる場面が増えてきたととても喜んでおられました。
”ワダユガナドゥ”=”what are you going to do?”になぜなるのか?
その音声変化のルールと詳しくスローモーションで音声を聞かれてみたい方には本当におすすめです。詳しくは『プライムイングリッシュ』の公式サイトを確認されてみてくださいね♪
克服②英文処理能力をアップさせるリーディング学習
テキストを開きながら、文章を目で追いながら、音声を最後まで聞いてみてください。
その時、内容が理解できていなかったら、あなたの弱点は英文読解力のスピードです。
- 読んで理解する
- 聞いて理解する
この二つのうち、負担が少ないのは、当然①の読んで理解するほうです。
音声を聞きながら、文章を目で追って理解できないということは、そのスピードで速読して内容を理解することができないということです。
ネイティブ英語では150WPM~200WPMで話されていると言われています。
■WPMとは
Words Per Minuteの略。
一分間に話される単語の数や一分間に読んで理解できる単語数を表します。
この150WPM~200WPMのスピードで英文を理解できないと、ネイティブ英語をスラスラと理解することができません。
そのため、実はリスニング力というのは英文を読み込めるスピードに深く関連しています。
でもリスニングするときに、頭の中で日本語にしていたらとてもじゃないけど、ついていけないよ。
そうですね。日本語に変換しているひまはありません。
そこで行うべきなのが、スラッシュリーディングとイメージング。
日本語を訳しながらリスニングするクセは、早く直す必要があります。
そんなときにおすすめなので、スラッシュリーディング&イメージングです。
スラッシュリーディングのすすめ
速読のテクニックの基本であるスラッシュリーディングはリスニングのコツでもあります。話される英語をそのままの語順で前から順に理解していくことで、英語の語順のまま文章を理解することができるようになります。
- 例)He is going to England to see his friends.
- 彼は友達に会うためにイギリスに行きます。
この訳は、きれいな日本語になるように語順を日本語に合わせて後ろから訳された文章です。
これを↓のように訳すのがスラッシュリーディング
- He is going to England/ to see his friends.
- 彼はイギリスに行きます。友達に会うために
意味の塊ごとに前から順に訳していくことで、英語の語順のまま訳せていますね。
これだけで英文の読解スピードが格段にアップします。
イメージングトレーニング
スラッシュリーディングで前から意味の塊ごとに訳せるようになったら、今度は日本語に訳すクセをなくします。
そのために行うのが、文章のイメージ化。
さきほど例文でいうと、
- A:He is going to England B: to see his friends.
- Aの部分で、彼がイギリスに向かうイメージを思い浮かべ
- Bの部分で、彼が友達に会うシーンをイメージします。
日本語には訳さず、イメージだけで文章を読みすすめます。
読み進めるというより、文章を映像化していくような感じです。
慣れないうちはなかなかうまくできなかったり、日本語に訳さないと理解できていないような気がしますが大丈夫!!
とにかくイメージしながら内容が理解できるようにスラッシュリーディングを進めていきましょう!
この学習方法については、スラッシュリーディングをすることです。詳しくはこちらの記事を2つご覧ください。
上の記事に付け加えてリスニング力を強化する学習方法は・・・
- スラッシュリーディングをしながら、意味を確認する。
- スラッシュリーディングを意識しながら、音読する。
音読し終わると同時に、文章が理解できていること。コツは意味のかたまり(ブロック)ごとにイメージ化していくこと。音読スピードを速くしても意味が理解できなければ意味はありません。音読しながら、かつ意味がわかるスピードをどんどん速くしていくようにトレーニングしてください。 - スラッシュリーディングを意識しながら、リスニングをする。(スラッシュリスニングをする)はじめはむずかしいと思うので、スラッシュごとに音声を止めながら、慣れてきたら、1文ごと→パラグラフごとと範囲を大きくしていきましょう。
この学習におすすめな本はこちら↓
音声をダウンロードできるし、スラッシュリーディング用にスラッシュごとに和訳がされているのもコツがつかみやすくておすすめですよ♪
このテキストでの基礎トレーニングがおわれば、あとは常にスラッシュリーディングを意識しながら多読・多聴をしていきましょう!
会話力にもつながる単語暗記法
これは今の私の課題でもありますが、海外ドラマを字幕なしで見るためには、少なくとも英検準1級レベルの単語力は必須です。実際、英検1級クラスの単語もばんばん出てくるので、TOEICの単語レベルではとても対応できないものです。
私の単語レベルは12000語レベルなのですが、それはリーディングでの単語レベルなので、まだまだ英検1級クラスの単語は瞬時に聞いて、意味がぱっと理解できるレベルにはなっていないのが現状です。
日常会話でよく使うフレーズやスラングもある程度は知っている必要がありますね。
単語力やフレーズ力を増やすには、3000語レベルになったら、一気にボキャブラリーの本をとことんやりつくすのがよいと思います。おすすめはこちら。
このシリーズはvol.4まであるのですが、私は以前アプリになっていたドコモゼミでやっていました。
残念ながらいまはアンドロイドアプリにはないようですね。iphone版でPower Wordsというアプリがあるようです。
単語の暗記って本当に難しいように感じますが、実はやることはコレだけです。
”毎日聞くこと””毎日、音読すること”
変に覚えようとするのではなく、とにかく何度もしましょう!
- 1日目 1-50の単語を発音して、例文を音読する。
- 2日目 51-100の単語を1日目と同様のやり方で行う。1-50を音声を使って、例文をシャドーイングしながら聞く。そのとき意味のわからないものだけ、チェックします。
- 3日目 101‐150の単語を1日目と同様のやり方で行う。1-50でわかなかったところと、51ー100を音声を使ってシャドーイングしながら聞く。そのとき意味のわからないものだけ、チェックします。・・・・・
- 1000語まで進めたら、また1に戻って、はじめからやり直す。
これを続けると1か月で1000語をだいたい9割くらいは意味がわかるようになってきます。
隙間時間も使いながら、1日1~2時間くらいですね。これを本でするのは大変なので、私のもっていたアプリでは、わからなかった単語をブラックリストに登録することができ、その単語の例文だけを発音させていくことができたので、上記の方法がとてもやりやすかったです。
Power Wordsで同じようにできるかはわかりません・・・すみません。
ちなみにこのトレーニングは、リスニング力・ボキャブラリー・会話力をアップさせることができるので、ボキャブラリービルディングの期間は、このトレーニングだけに集中してもよいと思いますよ。
①~③の学習方法がわかりましたね。
これらを地道に続けながら、英語力を底上げしていけば、3か月で海外ドラマは聞き取れる部分がたくさん増えてくるようになりますよ♪
(字幕なしで、すべて100%理解できるようには、ため息がでるほど長い道のりですが・・・それでも知っている単語が使われている部分に関しては、しっかり意味がわかるようになります。)
ボキャブラリービルディングは中級レベル以上になってから挑戦していきましょう!