next timeに”the”をつけると“今度”というより“次回~するとき”という意味になるんです。
そのため、何をするときかな?と疑問を持ってしまいます。
通常”the next time you come here”=“次に君が来るとき”のように、the next time S Vの形で具体的に次回を特定するときに使いますよ。
Next timeより頻繁に使うsome timeってなに?
今度=次回=next timeは、確かに正しいのですが、“今度”は必ずしも“今度する”ことではない場合もありますよね?
“また今度電話するね”と言っても、それはいつになるかはっきりせず、電話しないこともあります。
- Sometime = 今度
(不特定な日程を表す) - sometime soon=そのうち・近々・近いうちに
(不特定な日程を表す) - Someday = いつか
(不特定な日程を表す) - next time =今度・次回
(Sometimeのように曖昧ではない。)
ちなみに冒頭にあった、the next timeとnext timeはまったく違う使い方をします。
”The next time S V”の形で“次回SがVするとき”の形で使いますよ!
では、細かく”sometime”の使い方を確認していきましょう!
※↑さきに例文で、【今度+〇〇しよう】の英語表現を確認したい方はページ下部へ。
”今度”を英語で?”Sometime”の使い方は?
Next timeも確かに“今度”なんですが、“はっきりしない、あいまいな次回”を表すときには、some timeを使います。
”今度~したい”と言っても、本当はしたくないのに言ってしまうときってありますよね?
そんなとき使えるのが、”いつするかわからないけど、今度”というニュアンスのある英語表現”some time”です。
- Let’s
hunghang out sometime. - 今度、あそぼうよ!
- I’ll visit you sometime.
- また今度行くね。
- Let’s do this sometime.
- また今度しようよ!
- Let’s get together sometime next month.
- 来月(のどこか)遊ぼうよ!
sometimeとsometimes(時々:頻度を表す副詞)は意味が異なるので注意して使い分けしましょう!
うん、今度から使うよ!・・・この今度は【sometime】じゃなくて、【next time】だよ!
next timeってどんな時に使うの?
sometimeが表すのは、不特定・あいまいなこと。今度と言っても、次回必ずではなくとてもぼんやりしています。
一方でnext timeは、はっきりと次が決まっているようなときに使います。
- 今度は必ず持ってくるよ!
- I’ll bring it next time.
これをsome timeというと、【今度(いつか)持ってくるね】くらいのぼんやりした表現になります。
はっきりした次があるときは、今度(次回ともいえる時)=next timeと覚えておきましょう!
- 今度からはそうします。
- I’ll do so from next time.
- 今度は、もっとよくやります。
- I’ll do better next time.
- Got to wait til next time.
- 今度まで待たなきゃ
どちらも今度を表しますが…
- はっきりした今度(次回)=Next time
- ぼんやりした今度=Some time
使い分けに気をつけておきましょう!
Someは“不特定”のものを表す
- I need someone to come with me.
- (だれでもいいんだけど)一緒に来てくれる人(同行者)が必要なんです
- Do you want something to drink?
- なんか飲み物いる?(なんの飲み物か不特定)
こんな風に、”some”は不特定であいまいなものを指すときに使用する単語です。
【some = いくつか】で覚えちゃってたけど、こういう意味だったんだね。
- Someone:不特定のひと=だれか
- Sometime:不特定の時間=いつか
- Something:不特定のもの=何か
- Someday:不特定の日=いつか
などのように、ぼんやりとしたものを表すときに使える表現です。
someはあいまいでぼんやりしているものを指すことができるから、いつかわからないけど”今度”とぼんやり伝えたいときには“sometime”がぴったりな表現なんだね。
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sometimeとsometimesとsome timeの違いは?
sometimeにはまぎらわしい表現があるので、違いを確認しておきましょう!
・Sometimesは、頻度を表す副詞:ときどき
・Some timeは、しばらくの間
・Sometimeは、いつか・今度(不特定の日)
※いつかは、”some time”と表すこともあります。ここで分かりやすく分けています。
- I do it sometimes.
- ときどき、それをするよ。
- She was here for some time.
- しばらく、彼女はここにいたよ
「近いうちに」を英語で?中学英語で簡単英会話
ここからは、”近いうちに”を英語でどのように表現すればよいかをご紹介したいと思います。
ポイントは近いうちのニュアンスです。ニュアンスごとに使い分けが必要なので要チェックです♪
“近いうちに”を英語で:sometime soon
“sometimeやsomeday”をつかって、”今度”だけでなく”近いうちに”なども英語で表すことができます。
- 近いうちに
- Sometime soon
- Someday soon
- Sometime in the near future
- Someday in the near future
Soonとin the near future(近い将来)は同じように使える言葉です。Sometimeやsomedayを使うことで、“いつか”定かではないが、“近いうちに”を表すことができます。
- 近いうちにご飯に行こうよ
- Let’s go for dinner sometime soon.
- また近いうちに一緒に遊ぼうよ。
- Let’s hang out again sometime soon.
そのうち・近々を英語で?
”そのうち・近々”=”近いうち”なので、さきほどの”sometime soon”で表現することができます。
Sometime soon=近いうちに・近々・そのうちと覚えておきましょう!
- そのうち、わかるようになるよ。
- You can get it sometime soon.
- 近々、レストランがオープンするらしい。
- I heard a new restaurant will open sometime soon.
そのほかにも、”sooner or laterやsomeday soon” も”近いうちに”等を英語で表す表現
sooner or later やsomeday soonも”近いうちに”、”そのうち”を表す英語表現です。
- 遅かれ早かれ(そのうち)、彼は君を好きになるよ
- Sooner or later, he’ll get to like you.
但し、この”Sooner or later”は、”some”をつかう表現と違って、”最終的には”のような意味合いがあります。
sometime soonとsomeday soonは、ほぼ同じような意味で使うことができます。
- 近いうちに、君は結婚すると思うよ。
- I think you’ll get married someday soon.
Sometime soonとsoonの違い
例えば、“彼はもうすぐ来る”というのを英語にしたとき、下記のようなものが考えられるます。
- ① He will come soon. 彼はまもなく来ます。
- ② He will come sometime soon. 彼はまもなく来ます。
- ③ I’ll get in touch with you soon.
- ④ I’ll get in touch with you sometime soon.
soon単独のほうは、はっきりとしていて、本当に予定していることが伝わります。
ビジネスシーンでは“sometime soon”は曖昧すぎて使える場面が限られそうですね。
その他の表現:ビジネスシーンで使える!はっきりと“近いうちに”を英語で表現する
Someday soonやsometime soonはとても曖昧な表現なのでカジュアルな場面でよく使いますが、ビジネスシーンではもう少しはっきりと“近いうちに”を表したいときもありますよね。
Soon以外では下記のような表現をつかうのがおすすめです。
In a few days:数日後に=近いうちに
“近いうちに=数日後に”ととらえることができます。はっきり“いつ”とまでは言えないまでも、“2,3日中”であることが分かっているときはこの表現を使うとよいでしょう。
- 近いうちにお知らせします。
- We will let you know in a few days.
もちろん、“in a few weeks(数週間後に)”や“in a few months(数か月後に)”も近いうちにを表す表現として使うことができます。
One of these days :近いうちにきっと
One day とsomedayはどちらも“いつか”を表す英語表現ですが、one dayの方が強さがあります。日本語にすると“いつか必ず”や“いつかきっと”願望や目標などを言うときにぴったりな表現ですね。
いつまでにやるかは定かではないけれど、“絶対にいつか”という思いがあるときは“one day”や“one of these days”を使うのがおすすめです。
- 近いうちに必ず会いに行きます。
- I’ll visit you one of these days.
“some time soon”は不特定、”one of these days”はより明確に”そのうち必ず”とニュアンスが異なります。そのため、人に注意や警告を与える文においては、”one of these days”を使うことが多いです。
- その生活スタイルを続けると、近いうちにきっと病気になるよ!
- If you keep your lifestyle, you’ll be sick one of these days.
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文語的な表現:近いうちにを英語で?
Soonよりもフォーマルな表現として”shortly”や”before long”などがあります。これらの表現はどちらかと言えば書き言葉で使うことが多く、soonと同じように使うことができます。
- Winter will be in the air before long.
- まもなく冬が来るだろう。
- She arrived here shortly after he came.
- 彼が来て間もなくここに彼女が到着した。
いつかを英語で”someday”と”One day”の違いは?
『いつか』を辞書で調べると”someday”、”one day”の両方が出てきます。
もちろん、どちらもよく使う単語で、両方とも”いつか”を表します。違うのはそのニュアンスです。
”Some”=不特定と説明したように、Somedayも不特定の日程=”いつになるかわからないけど、いつか”という意味。
一方で”one day”=”いつか必ず”=自分の意志で必ずいつかなしとげたいことを表現するときに使います。
- I want to be able to speak English fluently one day!
- いつか必ず英語を流暢に話せるようになりたい!
- I want to go to the U.S. some day.
- いつかアメリカに行きたいな。
こんなニュアンスの違いも意識できるようになると、英会話が楽しくなりそうですね。
断るときの”また今度ね”は英語で?
お断りをする際の”また今度ね”は、”maybe next time”でよいですね。
これはカジュアルな表現でやんわりとお断りをする表現です。少しネガティブな印象で”断るとき”の表現なので、自分もしたい気持ちがあるけど、日程が曖昧な場合は、上で出てきた”some time”を使うようにするといいですね。
ほかにお断りするときの”また今度ね”の英語表現は下記でまとめていますので、気になる方はごらんいただければと思います。
まとめ:”今度・近いうちに”を英語で?
“今度・近いうちに”を英語で表現する際は、そのニュアンスに注意して訳す必要があります。
はっきりした今度や近いうちに
- 今度 next time
- 近いうちに in a few days
曖昧な今度や近いうちに
- 今度 sometime
- 近いうちに sometime soon
ざっくりと曖昧に言いたいときは“sometime”を使い、もう少しはっきりと言いたいときには、”今度”なら”next time”、”近いうちに”なら”soonやin a few days”などを使うようにするとよいと思います。
近いうちにを表す英語表現はたくさんあるので、それぞれの使い分けを例文を合わせて感覚をつかんでおくと良いかもしれませんね。
最後に例文をチェック!【今度+〇〇しよう】
↓の例文では、Some time やsome time soon、next timeなどをそれぞれ使っています。
上記でご紹介してきたようにシーンによって異なるので、
- 【確実に次の予定がある=next time】
- 【ぼんやり今度(あいまい)=some time/some time soon】
で使い分けをしましょう!ほかにも、今度を“later”(後で)などを使って訳している場合もありますよ。
- 今度、(君のところに)遊びにいくね。今度会いに行くね。
- I’ll visit you some time.
- 今度、(君のところにちょっと立ち寄るね)遊びに行くね。
- I’ll drop by your place/house some time.
*drop by の代わりに、stop by, come by, come overでもOK。 - 今度遊ぼうよ。
- Let’s get together some time. / Let’s hang out together some time soon.
- 今度(近いうちに)電話しようよ!
- Let’s talk over the phone some time soon.
- また今度(一緒に)いきましょう。(また今度行こうよ)
- Let’s go there some time.
*goの代わりにvisitやdrop by(ちょっと立ち寄る)などもOK。 - また今度一緒にやろう!(今度やりましょう!)
- Come join us some time! / Let’s do it next time.
*参加してもらうイメージなら前者。一緒に何かを行うことに焦点を当てるなら後者。 - 今度ご飯でも。今度ご飯しよう!今度食べにいこう!
- Let’s have (breakfast/lunch/dinner) some time. / We should eat out some time.
- 今度飲みに行こうよ
- Let’s go for a drink some time.
*go for a drink 飲みに行く - 今度(もう一回)教えてね。
- Please teach me (again) next time.
- 【教えて】が習うことではなく、単純に伝えることの場合。
- Please tell me about it some time soon.
- 今度また話しましょう!(今度また話そう!)
- Let’s talk (about it) later. / Let’s talk (about it) again next time.
- 今度にするね。
- Let’s take a rain check.
“take a rain check”については下記記事をご参考に↓
- 今度会った時に・・・
- When I see you next time, S V
- 今度写真送るね。
- I’ll send you the pictures later.
- 今度一緒にゲームしよう!
- Let’s play the game next time.
- 時間があるときに、今度…と言いたい場合
- When we have time, ・・・・・some time/ next time.
ありがとう!これで今度〇○の表現はバッチリだよ。
解説をすっ飛ばして例文だけチェックした方は、解説も読むとさらにわかりやすいよ!
Let’s hung out ではなく let’s hang out です
記事内のスペルミスのご指摘ありがとうございます!修正いたしました。