学歴詐称問題を英語で説明できますか?
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世間ではあの人の学歴詐称問題が話題になっているよね。番組が降板になったりして本当に大変だね。ところで”学歴詐称”って英語でなんて言うの?
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んーそうですね。綺麗な英語を話されていて、コメントなどからも教養の高い方だなと私は思いますが、誤ったプロフィールが掲載がされていたのは残念ですね。詐称とは、虚偽をする=嘘をつくということなので、案外簡単な英単語で表現できますよ!
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え?そうなの?嘘をつくなら簡単そうだね!!Tell a lieとかかな?
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そうですね。では今日は”学歴詐称”を英語でなんと言えばよいかをリプロダクションしながら考えていきましょう!
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なるほど。リプロダクションすれば良かったね。
今日のポイント
① 学歴詐称は英語で?
冒頭の会話文にもあったように、難しい日本語を簡単なものに変える(リプロダクション)すれば、簡単に表現できますよ。
まずは学歴を英語でなんというか見ていきます。
- Educational background
- Academic background
- Academic career
では経歴は英語で?
- one’s background
- one’s career
backgroundとは、背景という意味です。その人の教育背景=学歴ということですね。
② 詐称する=嘘をつく・虚偽をするを英語で?
☆ lie 嘘をつく=詐称する
- 彼は学歴/年齢/身分/地位(役職)詐称をしていた。
- He was lying about his educational background/his age/his identity/his position.
☆ a false statement = 虚偽
(誤った供述)=詐称
- 彼は私たちに、家族について虚偽を行っていた。
- He gave us a false statement about his family
☆ tell 人 wrong information on purpose
わざと間違った情報を伝える=詐称する
- 彼はわざと年齢について間違った情報を伝えた。
- He told us wrong information about his educational background on purpose.
その他の表現
- misrepresentation (硬い法律用語:虚偽)
- misrepresentation of ages 年齢詐称
とほかにもいろいろな表現ができるかと思います。
リプロダクションで英訳する癖をつけよう!
詐称すると聞くとものすごく難しい言葉で表現する必要があるように感じますが、リプロダクションをして、”嘘をつく”にすると簡単に英語にすることができますね。
私がよく生徒さんにお伝えしているのが、”子どもにその日本語を伝えるとき、簡単な言葉でどう説明しますか?”ということです。
日本人の英語講師をしていると、すぐに英語で○○をなんと言いますか?と聞かれるのですが、まず大切なのは、知っている英単語を駆使してそれを表現できないか考えることです。
そんなとき、”では○○は英語でどう言いますか?”というと皆さん、すぐに答えて、言いたかった言葉を簡単に英語にすることができています。
英語を話す上で大切なのは、この発想の転換です。
もちろん、そのあとに本当に伝えたかった言葉を覚えるのも大切ですが、コミュニケーションの流れを止めないように、リプロダクションする力を身に着けていくのも英語学習ではとっても大切ですね。