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【頼もしい・頼りになる】を英語で言えますか?
この間、部下に「本当に君は頼もしいなぁ」って英語で言いたかったんだけど、頼もしいって英語で何て言えばいいのかわからなくてさ・・・。
そうですね。では、「私はいつも君に頼ることができる」ならどうですか?
んー、頼るは、”rely on”だよね・・・。”I can always rely on you.”とか?
その通りです。「頼もしい=いつも頼れる」なので、知っている単語に置き換えて、↑のように表現してしまうのも一つの方法ですね。
なるほど。いつも難しく考えてしまうんだよねー。
冒頭の会話文にあったように、英語にしたい言葉を、訳しやすい言葉にかみ砕いて作り直すことを、リプロダクションと言います。
リプロダクションは、辞書を使ったり、すぐにネットで調べたりできない場面では、会話の流れをとめずに自分の言いたいことを伝える上でとても便利な方法です。
ときには、言いたいことを100%訳すことができなくても、良しとしましょう。英会話にはそういう妥協も必要なときがあります。
今日は、冒頭の会話文にあった方法以外で、「頼もしい・頼りになる」を英語でどのように表現すればよいかご紹介します。
Reliable / Dependable を使ってみよう!
頼るといえば、“relyやdepend”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。どちらも単語も派生語に形容詞があるので、これらを使えば“頼もしい”を一言で表すことができます。
- 彼はとても頼もしい。
- He is very reliable.
- 彼はいつも頼りになる。
- He is always dependable.
同じように”trustworthy”という単語も使えます。
Trust 信じる + worthy 価値がある=信じるに値する=信頼できると覚えておきましょう。
- 彼の情報は信頼できる。
- His information is trustworthy.
- 彼女には、信頼できる上司がいる。
- She has a trustworthy boss.
この3つの単語にも、微妙なニュアンスの違いもあるようですが、基本的には相互に置き換え可能な単語なので、あまり気にせずにいてもよいと思います。
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Depend onとrely onの違い
さきほど、形容詞の”dependable/reliable”に大きな違いはないと説明しましたが、”rely onとdepend on”には注意しておくべき用法があるので、ここでご紹介しておきます。
【依存する・信頼する・頼りにする】の意味の場合は、置き換え可能ですが、【~しだい】の意味のときは”depend on”を使います。
例)
- She always depends on her parents. ⇔ She always relies on her parents.
- 彼女はいつも両親に頼っている。
- It depends on the situation. それは状況しだいである。
- ↑rely on に置き換えはしない。