機会があればを英語で?WHENとIFの違いは?
日本語で言うと、“こっちに来るとき、連絡して!”“こっちに来るなら、連絡して!”の違いのようなものなのですが、意外に“条件を表すifとwhen”の違いがわからないと生徒さんから質問を受けます。
◆機会があれば
- When you get a chance,
- If you get a chance,
これらのニュアンスの違いに注意しましょう!
今日は“機会があれば”を元に、学習をしてみましょう!
【機会があれば】を英語で?
“機会があれば”は、冒頭の会話文にもあったように“when you get a chance”と言います。
ほかにも下記のような表現があります。
- 機会があれば
- When you have a chance,
- If you have a chance,
- If you get a chance,
- If there is a chance
Chanceは“機会”という意味です。偶然得る機会・チャンスという意味合いが強く、“opportunity”も同じく“機会”を表しますが、こちらは自分から(努力して)作る“機会”という意味合いが強くなります。
ニュアンスに合わせてchanceとopportunityを使い分けるとよいと思います。
条件節“Whenとif”の違い
冒頭でもご紹介したように、違いは下記のようにシンプルなもの。
2、3年に1回くらい会う友人に下の2つの言葉をかける場合、どういう違いがあるでしょか?
- ①こっちに来るとき、連絡して!
- ②こっちに来るなら、連絡して!
①は、“また来ることがわかっている場合”で、②は、“来るかどうかわからない”場合です。Whenの条件節は①、ifの条件節は②になります。
“when you get a chance=機会があれば”は次に機会があることがある程度わかっているときに使います。
“If you get a chance”は、次に機会があるかどうかわかないけど、あれば”というシーンで使います。
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もう一度、同じ機会を持つ場合:次の機会があれば
少し注意をしておきたいのが、“もう一度、同じ機会を持つ場合”です。
たとえば、日本に訪問された方に対して、お別れのときに、“また機会があれば”と言いたいとき。
この場合は、もう一度日本にくる(今の状況と同じ機会をもつ)ということなので、
“another”を使って・・・
- When you have another chance,
- If you have another chance,
となります。
まとめ
いかがでしたか?
【機会があれば】はビジネスシーンなどでもよく使うフレーズなので、覚えておくととても便利だと思います。ニュアンスの違いを使い分けるのはやや難しいので、それほど意識せずに使いやすいほうをどんどん使っていくのがよいと思います。