スカイプ英会話レッスンの復習方法とは
みなさん、スカイプ英会話レッスンはどのように受講されていますか?以前、オンラインスクールを最大限に利用する方法について書きましたが(最大限の利用法についてはこちら)、今回は効果的な復習方法を学びましょう!
ちなみに今回の復習方法は外国人とのオンライン英会話レッスンの場合を基本としています。
スカイプ英会話の効果的な復習方法
オンライン英会話では予習・レッスン・復習をきちんと行うことで最大限の効果が発揮できます。復習にもいろいろな方法があります。ここでは私の効果のあった復習方法をご紹介したいと思います。
① うまく言えなかったことを練習する
レッスン中うまく言えなかったことをメモしておきましょう!
メモをたよりにもう一度、辞書などを使いながら言いたいことを英語にしてまとめておきます!
それを何度も何度も口頭で言えるようになるまで練習します。
この繰り返しが英会話力をアップさせてくれます。いろいろな場面を英語にすることで表現力がどんどんついてきますよ。
② 新しい単語で例文を作る
新しく出てきたフレーズや単語は必ず復習するようにしましょう!
そのとき、コロケーションをまとめるといいですね。例えば、”ask”という単語を勉強したら、よく一緒につかう単語や、使い方をまとめて覚えるようにします。よく使う単語とは、自分が一緒に使いそうな単語です。
例えば、ask 人 to do (doするように人に頼む)というフレーズなら、よくお願いをする人や、そのお願いごとをまとめます。
- ask my husband to take me to the station.
- ask my son to help me.
- ask her to come with me.
など、自分のライフスタイルに合わせて、今後使いそうな例文にして覚えてしますと便利ですね。記憶にも残りやすいですよ。
③ レッスンの録音による復習
私のおすすめの復習法に必須なのは、レッスンの録音です。
いまはスマホアプリで簡単に録音することもできますね。ただ、その場合は講師の発言がスピーカーから聞こえるように設定しておく必要があります。スカイプで直接録音したい場合には下記サイトを参考にするといいですよ。スカイプ公式サポートページへのリンクです。
https://support.skype.com/ja/faq/FA12395/
わからない場合は、アナログですが、スピーカー設定にして録音をしましょう!
録音することで学べるのは・・・
- 話している文法が正しいかの確認→文法力アップ
- 発音・イントネーションの確認
- 言い回しや避けた表現、本当に表現したかったことの確認
主にこの3つを学習することができます。
① 言い回し表現の練習
ある程度、英語が表現できるようになってくると、自分の言いたいことを英語で表現するよりも、会話のキャッチボールを優先していくべきです。なぜなら、それこそ実践的な英会話だからです。
ビジネスシーンや日常会話でも辞書を悠長に使って話しを進める暇はほとんどの場合、ないと思います。
そんなとき、役に立つのが自分の言いたいことを別の表現や言いたいことに近いことに変えていくこと。例えばnegatively(ネガティブリー)という単語を知らない場合、affect in a bad wayなどでも同じような意味で表現することができますよね?
外国人との英会話レッスンでは、このような英語で生きる力、英語サバイバル能力を身に着けていく必要があるので、文法や言いたいことを100%表現することよりも、英語のキャッチボールを優先すべきです。できる範囲で一生懸命伝える。これが真の英語力をつけてくれるはずです。
日本語を覚えたての子供が一生懸命自分の気持ちを、限られた言葉で表現していますよね?あの感じをイメージしていただければよいと思います。
ただ、これだけでは、運用語彙(スピーキングのときに使用できるボキャブラリーレベル)を効果的にブラッシュアップすることができません。
そこで、録音したレッスンを再度聞きながら、本当に言いたかった表現を改めてノートに書き出し、実際に英作をしてつくりましょう。そして、次回のレッスンで、日本人の先生にその表現であっているか確認したり、添削サービスを使って、正しい英語表現を身に着けるとよいです。
そしてその表現をなんども音読して自分のものにしてしまいましょう!
こうすることで、自分の言いたかったことを正しく英語で表現する力=運用語彙力アップにつながります。
②口語文法の正確性を上げる方法とは?
基本的な文法力を身に着けても、文法通りに話すのは難しいことです。もちろん、私のレッスンでは気になる点や大きな間違いはなるべくその場で矯正していますが、会話を楽しむ場面ではその限りではありません。そのため、自分の文法ミスに自分で気づけることも英語力アップには欠かせません。
私の場合、自分で英語を話しながら、文法的に間違えた瞬間、頭の中で、あ、いまのところはtheじゃなくて、aだ!とか、仮定法過去の用法間違えた!とか気づいています。
はじめから、このように話しながら文法ミスに気づくことはできないと思うので、自分の録音したレッスンを聞いて、確認してみましょう!自分の間違いやすい文法事項が見えてきたら、その項目を集中して音読レッスンに取り入れると、自然にどんどん矯正されていきます。
③発音・イントネーションの確認
発音レッスンでは、発音矯正のために発音に注意して話しています。しかし、いざ英会話となると突然日本語英語になる方が多いです。どういうタイミングでそれが発生するかというと、ほとんどの場合はうまく表現できないとき。
日本語英語の独特のリズム、”アイ シンクゥー ザットぉー・・・”というのは、やはり慣れているせいか、この言い方だと文法に集中できる気持ち、私はとってもよくわかります。これは矯正するためには、日頃の口頭英作(つぶやき英作文)でいかにリズムよく口頭英作していくかに限ります。日本語英語リズムではなく、自分の話やすい英語リズムを作りだすように努力していきましょう。
録音した発音を聞くと、自分では心掛けていたはずの発音が案外うまくできていないものです。弱点を知ってこそ、克服への第一歩です。はずかしがらずに自分の英語を聞いてみましょう。先生の英語を再度聞くことで記憶の定着・リスニング力アップにもつながります。また、先生の表現をシャドーイングするのも効果的ですよ。
※録音した音声はあくまで個人的に使用しましょう!また場合によっては許可を取るほうが好ましいかもしれません。
ではまとめです。
まとめ
録音したレッスンは、復習に最適です。25分のレッスンを25分かけて復習することで記憶の定着やリスニング力アップにつながります。2倍楽しめて、2倍勉強できますね☆
英語学習は工夫しだいで、その学習効果をどんどん高めていくことできます。日本国内で英語学習しているからこそ、より効果的な学習を取り入れ、学習効果を最大限に高めていきましょうね♪