この前、“頑張りが報われないよー”って英語で言いたかったんだけど、報われるがわからなくてさ・・・。頑張りは、” my effort”とかでいいとして…。
んーそうですね。報われるは、“pay off”で表現することができますよ。
え?そんな簡単な単語でいいんだ!じゃあ、“報われる”だから”My effort is never paid off”にしたらいいのかな?
んー、日本語に捉われると、それで合っているように感じますが、pay offは自動詞として使うことができるので、受け身にする必要はないんですよ♪
え?そうなんだ・・・。いや、よくわからないよ。
“pay off”はいろんな場面で使われる熟語です。自動詞・他動詞の両方で使うことができるので、注意しておきましょう。
私も以前、まちがえて”you effort will be paid off.”と表現していたことがありました。”pay off”は自動詞で、“利益を生む”という意味があります。努力が利益を生む=努力が報われるになります。
Pay offの使い方
先ほどもご紹介したように“pay off”はさまざまなシーンで使われる単語です。自動詞と他動詞で意味が異なるので注意しておきましょう。
他動詞のpay off:基本の意味は“完済する”
- He paid off a big loan.
- 彼は大きな借金を返済した。
完済するから派生して、自分の持っている恨みなどを返す➡晴らすという意味でも使われます。
- She finally paid off an old grudge.
- 彼女はついに、積もり積もった恨みを晴らした。
Grudgeはレベルの高い単語ですね。grˈʌdʒ(グラッジ)と読みます。英検1級レベルの単語です。
自動詞のpay off:基本の意味は“利益をもたらす”
これは先ほどもご紹介した通りですね。
- Your effort will pay off soon.
- 君の努力はすぐに利益をもたらす=すぐに報われるよ。
どうしても受け身を使いたいときは?
“reward”を使いましょう!
報酬や褒美の意味で名詞としても使われる“reward”pay off同様、悪いものが還ってくるという意味でも使えるので、文脈によっては“罰”のような意味にもなります。
Rewardは他動詞なので、受け身の形で下記のように使うことができますよ。
- Your effort was finally rewarded.
- 君の努力は、最後には報われた。
Pay offと合わせて覚えておきたい単語ですね。