注意するは英語でwarn? 叱られるは英語でbe scolded?
レッスンをしていて、生徒さんがよくしてしまいがちなまちがいに”scold”があります。叱る、、、とくに受け身形でbe scoldedとして、上司に叱られたと表現される方が多いですね。でも実は、その使い方はまちがいなんです。
”scold ”は本来、大人が子供を叱るときに使う言葉です。いくら上司に叱られたとしてもscoldを使うのは少し不自然ですね。
また、注意するというのも意外に訳しづらい日本語だと思います。今日はこの2つの表現を確認しましょう!
上司に叱られたは英語で??
◆ 副詞のangrily
angryはお馴染みの単語:怒るですね。形容詞として下記のように使いますね。
- He is angry.
- 彼は怒っている。
- Tommy got angry at me.
- トミーは私のことを怒った。
このangryの副詞形angrilyは英会話の中で使いこなせている生徒さんが意外に少ないように思います。
例えば、上司が注意や叱るとき、怒っている状態であることが多いですね。例えば「〜するように言う(命令する)」と組み合わせることで、注意する(怒って)や叱るを表すことができますよ。
- My boss told me not to behave like that angrily.
- 私の上司は、あのような態度を取らないように、注意した。(怒って言った)
他にも「指摘する」のpoint outなどを使って注意するや叱るを表すこともできます。
- My boss pointed out angrily that there is a mistake in my document.
- 上司は、私の書類にミスがあると叱った(怒って指摘した)
そのほかにも、”tell off(叱る/小言をいう)”や”yell at (怒鳴りつける)”なども使えますね。
副詞のangrilyと動作を組み合わせて、叱るや注意するを表現してみましょう!!
warnは少し強い?
warning!と書かれたしたに、警告文章が書かれていますね。warnは警告するという意味なので、”注意する”という意味でも使うことができます。
- He warned me not to do that.
- 彼をあれをしないように注意した。
ただ、warnの基本的な意味は”警告する”なので、やや強めの表現になります。
いい意味で”注意される”といいたいとき
さきほど、”怒りながら=angrily”をつけると”注意する”という意味になると説明しましたが、必ずしも注意するときは怒っているわけではありません。
注意するとは、”〜する/しないようにアドバイスする”とも捉えることができます。
- He gave me an advice not to speak loud in public.
- 彼は、公共の場で大きな声で話さないように注意してくれた。
これは、”point out”の表現に近いです。
このように注意するといっても、状況によって意味合いが変わってくるので注意しましょう!