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結婚にまつわる英語表現をまとめてみました。
入籍って英語で何て言えばいいかわからなくてさ・・・。
んー、そうですね。
入籍というのは日本独自のことなので、それを伝えたところで説明が必要になってくると思います。
入籍に近い意味で、単純に「結婚しました。」や「婚姻届けを出しました。」と言い換えたほうが伝えやすいですね。
なるほどね。それなら英語にできそう。
それにしても、文化が異なると単純に直訳すれば伝わるわけじゃないから難しいよね。結婚に関する言葉でほかにも気になることがたくさんあるよ!
冒頭の会話文にあったように、入籍や披露宴など結婚にまつわる言葉って多いですよね。
そんな言葉を英語でどう表現すればよいか今日はまとめています。
入籍を英語で?
入籍を英語で直訳すると、下記のようになります。
Enter the family registration 入籍する=戸籍に入る
Family registrationとは戸籍のことを表しています。
ただ、この戸籍システムを導入している国は日本くらいなので、あまり国際的に通じる表現ではありません。
伝わりやすい表現で、入籍を表すには↓↓のような方法があります。
下記の表現を使って、入籍を英語で表現しましょう。
- ① 入籍する=結婚する=Get married
- ② 入籍する=婚姻届けを提出する=file one’s marriage registration
① 入籍=結婚する
入籍=結婚するとした場合は簡単ですね。Get marriedを使えばOKです。
- We got married last month.
- 先月結婚いたしました。(入籍いたしました。)
② 婚姻届けを英語で?入籍する=婚姻届けを提出する
婚姻届けを英語で”marriage registration”と言います。
[registration](登録)という単語が難しい場合は、marriage paterとしてもOKですよ。
[婚姻届けを提出する]の提出するの言い方にもさまざまな表現があります。
File A Aを提出する。
日本語のファイルでもおなじみですが、動詞で法律等に関する書類を提出するという意味があります。婚姻届けの提出にもぴったりの動詞ですね。
- We filed our marriage paper last week.
- 先週、婚姻届けを出しました。
Submit A Aを提出する
ビジネス英語などではおなじみの提出するを意味するsubmitももちろんつかうことができます。
- We submitted our marriage registration yesterday.
- 昨日婚姻届けを提出しました。
使役動詞をつかって
[Have O 過去分詞] の形を使って、Oを~してもらう
- We had our marriage registered.
- 結婚を登録してもらった=入籍した。
としてもOKですね。
その他の結婚にまつわる表現
では、その他の結婚にまつわる表現もご紹介したいと思います。
入籍日を英語で?
入籍日を表すには、上記の①と②を使って表現することができます。
- The date when we got married
- 結婚した日=入籍日
- The date when we filed the marriage registration
- 婚姻届けを出した日=入籍日
【the date when S V】=SがVした日
関係副詞WHENをつかって表現していますよ。
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挙式を英語で?
挙式は、結婚式のことなので、[Wedding ceremony]ウェディングセレモニーでOK。
日本語の結婚式は、挙式+披露宴の両方を指すこともありますが、Wedding ceremonyで使われているceremonyとは、宗教上の式や、伝統的な式などに使われる言葉なので、挙式を表す際にはぴったりな単語です。
例文でも確認しておきましょう。
- 私たちは来月挙式をあげる予定です。
- We are planning to have a wedding ceremony next month.
- 彼らの挙式は、先月執り行われました。
- Their wedding ceremony took place last month.
- 挙式はするつもりなの?
- Are you going to hold a wedding ceremony?
イベントを開くときによく使われる動詞【have, hold, take place】などと一緒に使われることが多いですね。
披露宴を英語で?
披露宴は、英語で【wedding reception】と言います。
Weddingの代わりにmarriageを使ってもOKです。
レセプションと言えば、日本語では受付を意味することが多いですが、もともとはreceive受け取るを意味する単語から派生して生まれた言葉なので、英語ではもう少し広い意味で使われます。
フォーマルな歓迎会などもreceptionと呼ばれ、相手を受け入れる(レシーブする)ことから来ています。
- 披露宴はどこでする予定ですか?
- Where are you going to have your wedding reception?
こちらも、イベントを開くときによく使われる動詞【have, hold, take place】などと一緒に使うとよいですね。
ちなみにアメリカでは、披露宴の前に“リハーサルディナー”という披露宴のリハーサルもかねた顔合わせ会のようなものもあります。披露宴は夕方されることも多いので、wedding dinnerという言葉も披露宴と同じ意味で使われています。
結婚式を英語で?
結婚式全体を指す場合は、一般的に「wedding」という単語を使います。これは挙式と披露宴の両方を含む包括的な表現です。
- We’re planning our wedding for next spring.
- 私たちは来年の春に結婚式を予定しています。
「wedding」は名詞として単独で使うこともできますが、他の単語と組み合わせて様々な表現を作ることができます。例えば:
– wedding day(結婚式当日)
– wedding planner(ウェディングプランナー)
– wedding dress(ウェディングドレス)
これらの表現を覚えておくと、結婚式に関する会話がより豊かになります。
結婚指輪を英語で?
結婚指輪は英語で「wedding ring」と言います。婚約指輪は「engagement ring」です。
- We chose simple gold wedding rings.
- 私たちはシンプルな金の結婚指輪を選びました。
“An engagement ring is given when a couple becomes engaged, while a wedding ring is exchanged during the wedding ceremony.”
(婚約指輪はカップルが婚約した時に贈られ、結婚指輪は結婚式中に交換されます。)
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新郎新婦を英語で?
結婚式の主役である新郎新婦は、英語でそれぞれ以下のように表現します:
- 新郎 – groom
- 新婦 – bride
- The bride and groom looked so happy during their first dance.
- 新郎新婦はファーストダンスの間とても幸せそうに見えました。
結婚式前後で、新郎新婦を表す表現が変わることがあります:
– bride-to-be / groom-to-be:結婚式前の新婦/新郎
– newlyweds:新婚夫婦(結婚式後しばらくの期間)
これらの表現を使い分けることで、より正確に状況を描写できます。
結婚式の招待状を英語で?
結婚式の招待状は「wedding invitation」と言います。
- We sent out our wedding invitations last week.
- 先週、結婚式の招待状を発送しました。
“We request the pleasure of your company at our wedding ceremony and reception.”
(私たちの結婚式と披露宴にご出席いただきたくお願い申し上げます。)
これは少しフォーマルな表現ですが、招待状にはぴったりです。
結婚式のスピーチを英語で?
結婚式でのスピーチは、場面や話者によって様々な呼び方があります:
- Wedding speech – 一般的な結婚式のスピーチ
- Best man’s speech – 親友(男性)のスピーチ
- Maid of honor’s speech – 親友(女性)のスピーチ
- Father of the bride’s speech – 花嫁の父親のスピーチ
例文を見てみましょう:
- The best man’s speech was both touching and hilarious.
- 親友のスピーチは感動的で、同時にとてもおかしかったです。
英語での結婚式スピーチは通常、以下の要素を含みます:
1. 自己紹介
2. 新郎新婦との関係
3. 新郎新婦についての思い出や逸話
4. 新郎新婦への祝福の言葉
5. 乾杯の提案
この構成を意識すると、効果的なスピーチを組み立てやすくなります。
ハネムーンを英語で?
新婚旅行は英語で「honeymoon」と言います。
- We’re going to Hawaii for our honeymoon.
- 私たちはハネムーンでハワイに行きます。
結婚記念日を英語で?
結婚記念日は英語で「wedding anniversary」または単に「anniversary」と言います。
- We celebrate our wedding anniversary every year on June 15th.
- 私たちは毎年6月15日に結婚記念日を祝います。
英語圏では、結婚年数によって記念日に特別な名前をつける習慣があります:
– 1年目:Paper anniversary(紙婚式)
– 5年目:Wood anniversary(木婚式)
– 10年目:Tin anniversary(錫婚式)
– 25年目:Silver anniversary(銀婚式)
– 50年目:Golden anniversary(金婚式)
これらの表現を使うと、結婚生活の節目をより印象的に表現できます。
プロポーズを英語で?
プロポーズは英語で「proposal」または「marriage proposal」と言います。動詞として使う場合は「propose」を使います。
- He proposed to her on a beach at sunset.
- 彼は夕日のビーチで彼女にプロポーズしました。
他にも状況に応じて以下のようなバリエーションがあります:
– “Will you spend the rest of your life with me?”(人生の残りを一緒に過ごしてくれませんか?)
– “I want to spend the rest of my life with you. Will you marry me?”(人生の残りをあなたと過ごしたいです。結婚してください。)
– “You’re the one I want to share my life with. Will you marry me?”(人生を共にしたいのはあなたです。結婚してください。)
まとめ:結婚に関する英語表現
結婚に関する英語表現は多岐にわたりますが、基本的な単語やフレーズを押さえておくことで、多くの場面で対応できるようになります。以下に主要な表現をまとめてみました:
- 結婚する:get married
- 婚約する:get engaged
- 結婚式:wedding
- 披露宴:wedding reception
- 新郎:groom
- 新婦:bride
- 結婚指輪:wedding ring
- 婚約指輪:engagement ring
- 新婚旅行:honeymoon
- 結婚記念日:wedding anniversary
- プロポーズする:propose
これらの表現を使いこなせるようになれば、結婚に関する話題で英語でのコミュニケーションがよりスムーズになるでしょう。また、文化の違いにも注意を払い、状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
結婚に関する英語表現を学ぶことは、単に語彙を増やすだけでなく、英語圏の文化や習慣についても理解を深める良い機会となります。今回紹介した表現を日々の英語学習に取り入れ、実際の会話の中で使ってみることをおすすめします。
練習問題:結婚に関する英語表現
以下の日本語を英語に訳してみましょう。答えは後で確認できます。
- 彼らは来月結婚します。
- 私たちは結婚式に招待されました。
- 新郎新婦はとても幸せそうでした。
- 彼女は美しいウェディングドレスを着ていました。
- 彼らは結婚5周年を祝っています。
1. They are getting married next month.
2. We were invited to the wedding.
3. The bride and groom looked very happy.
4. She was wearing a beautiful wedding dress.
5. They are celebrating their 5th wedding anniversary.
これらの練習問題を通じて、結婚に関する英語表現をより身近なものとして感じていただけたでしょうか。日常会話や海外ドラマなどで、これらの表現を聞いたり使ったりする機会があれば、ぜひ意識して取り入れてみてください。
さらなる学習のためのリソース
結婚に関する英語表現をさらに深く学びたい方のために、いくつかのリソースをご紹介します。
- 英語のウェディングマガジン: 「Brides」や「The Knot」などの雑誌やウェブサイトを読むことで、最新のトレンドや表現を学ぶことができます。
- 海外のウェディング関連TV番組: 「Say Yes to the Dress」や「Four Weddings」などの番組を視聴すると、実際の会話の中で使われる表現を学べます。
- 英語の結婚式動画: YouTubeなどで実際の結婚式の様子を見ることで、文化の違いや使われる表現を学べます。
- 英語の結婚式用のウェブサイト作成ツール: 「The Knot」や「WeddingWire」などのサイトを利用して、仮想的に結婚式の準備をすることで、関連語彙を学べます。
1. 国際結婚が増えている現代、友人や同僚の結婚式が英語で行われる可能性があります。
2. 海外旅行中に結婚式に遭遇したり、結婚関連の話題が出たりすることがあります。
3. 英語の映画やドラマでは、結婚がよくテーマとして取り上げられます。これらの表現を知っていると、より深く内容を理解できます。
4. ビジネスの場面でも、顧客や同僚の結婚についての会話が出ることがあります。
つまり、これらの表現は、より自然で豊かな英語コミュニケーションを可能にするツールなのです。
結婚に関する英語表現:応用編
基本的な表現に加えて、より高度な表現や慣用句を学ぶことで、英語でのコミュニケーション能力をさらに向上させることができます。いくつかの例を挙げてみましょう。
- Tie the knot – 結婚する(口語表現)
- Walk down the aisle – バージンロードを歩く
- Pop the question – プロポーズする
- Get hitched – 結婚する(非常にカジュアルな表現)
- Better half – 配偶者(直訳:より良い半分)
これらの表現を使った例文を見てみましょう:
- They’re finally tying the knot after dating for 5 years.
- 5年間付き合った後、彼らはついに結婚します。
慣用句は文脈や場面によって使い分けることが重要です。例えば、”tie the knot” や “get hitched” はカジュアルな会話で使われることが多く、フォーマルな場面では “get married” を使う方が適切です。また、”pop the question” は主に口語で使われ、書き言葉ではあまり使用されません。相手や状況に応じて適切な表現を選ぶことが、効果的なコミュニケーションの鍵となります。
文化の違いに注意しよう
結婚に関する表現を学ぶ際は、文化の違いにも注意を払うことが大切です。例えば:
- 日本の「入籍」という概念は、多くの英語圏の国には存在しません。
- 結婚式の進行や習慣も国や文化によって大きく異なります。
- 結婚後の姓の変更に関する慣習も国によって様々です。
これらの違いを理解することで、より適切なコミュニケーションが可能になります。
1. 多くの欧米では、結婚式の後に新郎が新婦のベールを上げる「ベールアップ」という儀式があります。
2. アメリカでは、結婚式の最後に新郎新婦がゲストにお菓子をプレゼントする「wedding favor」という習慣がありますよ。
3. 一部の国では、結婚式の前夜に「Bachelor party」(新郎の独身最後の夜を祝うパーティー)や「Bachelorette party」(新婦版)を行います。
4. イギリスでは、結婚式の日に新婦が「something old, something new, something borrowed, something blue」(古いもの、新しいもの、借りたもの、青いもの)を身につける習慣があります。
このように、結婚に関する習慣は国や文化によって様々で、とても興味深いですね。
結婚に関する英語表現:練習問題
以下の文章の空欄に適切な英語表現を入れてみましょう。答えは後で確認できます。
- My brother is going to ________ next month. (結婚する)
- The bride looked beautiful as she ________ ________ ________ ________. (バージンロードを歩いた)
- They’re celebrating their 25th ________ ________. (結婚記念日)
- He finally ________ ________ ________ last night. (プロポーズした)
- The ________ gave a heartwarming speech at the reception. (新郎)
1. get married / tie the knot
2. walked down the aisle
3. wedding anniversary
4. popped the question
5. groom
これらの表現を使いこなせるようになれば、結婚に関する話題で自然な英語でのコミュニケーションが可能になります。
まとめ:結婚に関する英語表現を学ぶこと
結婚に関する英語表現を学ぶことは、単に語彙を増やすだけでなく、英語圏の文化や習慣についての理解を深める excellent opportunity となります。これらの表現を知っておくことで、以下のような場面で役立ちますよ:
- 国際的な友人や同僚との会話
- 海外旅行中の様々な situation
- 英語の映画やドラマの理解
- ビジネスシーンでの social talk
さらに、これらの表現を学ぶ過程で、異文化理解や国際的な視野を広げることができます。結婚という人生の大きなイベントに関する表現を通じて、様々な国の文化や価値観の違いを学ぶことができるのです。
英語学習は長期的な取り組みですが、このように具体的なテーマに沿って学ぶことで、より効果的に語彙や表現を increase することができます。今回学んだ結婚に関する表現を起点に、さらに多くの場面や状況に対応できる英語力を身につけていってください。
最後に、英語学習を続ける皆さんへエールを送りたいと思います。言語学習の journey は long and sometimes challenging ですが、一つ一つの表現を学び、使えるようになっていく過程はとても rewarding です。今回学んだ結婚に関する表現を、ぜひ日常生活や英語学習の中で活用し、さらなる英語力の向上につなげてください。