”肌になじむ”には、いろんな意味があります
こんにちは。
私はオンライン英会話講師をしていますが、実は翻訳や通訳もしています。専門は、化粧品をはじめとする美容関連と自動車関連・・・。なんだか正反対の分野ですね(笑)
さて、今日は“肌になじむ”を英語でどう表現するばよいのか考えてみましょう!
一言で“なじむ”といってもいろいろな意味があります。
下記の例文での意味の違いがわかりますか?
- オイルクレンジングが“なじむ”まで・・・
- このファンデーションはよく“肌になじむ”。
- この化粧水は肌になじむ
それらのなじむの違いを訳しわけることが大切ですね。
今日のポイント:”肌になじむ”にはいろいろな意味がある。
オイルクレンジングがなじむまで:を英語で?
これは、汚れやメイクとクレンジング剤が混ざるまで、という意味ですよね。
Mixやblendをつかって表現すればいいですね。
肌になじむまで、クレンジング剤を伸ばしてください。
Spread the cleanser until it blends with make-up.
このファンデーションはよく“肌になじむ”:を英語で?
このなじむの意味は、肌の色味となじむということですね。さきほどとは、違い“汚れやメイク”と混ざる意味ではありません。肌の色味と合うという意味です。
なので、fitやmatchを使えばいいですね。
このファンデーションはよく肌になじむ。
This foundation matches my skin tone.
この化粧水は肌になじむ:を英語で?
この場合のなじむとは、スぅーっと浸透しやすいという意味です。
なので、absorb 吸収する、浸透するgo into/penetrateなどを使えばいいですね。
この化粧水は肌によくなじみます。
The skin absorbs this lotion well.
最後に
日本語って本当に難しいですよね。それぞれの意味をきちんと理解しないとうまく訳すことができませんね。
私もまだまだ化粧品業界の翻訳では学ぶことが多いですが、一歩一歩専門知識を高めていかなければと思います。