現在形と現在進行形の違いは?
現在形と現在進行形は英語の授業でもはじめの方に学ぶ単元ですが、実はとっても大事です。とくに現在形を勘違いしていらっしゃる方が多いように思うので、例文を英作しながら確認しておきましょう!
ではさっそく例文を瞬間英作していきましょう!1秒以内に英語を発することを目標にスラスラできるようになるまでつぶやいていきましょう!
問題編:現在形・現在進行形の瞬間英作文・例文
- 私は学校で英語を勉強しています。(習慣的に。)
- 今何しているの?今、私は学校で勉強をしています。
- 私は東京に住んでいます。
- (初対面の人から質問)お仕事なにされているんですか?
- (上の質問の答え)私は、化粧品会社で働いています。
- 放課後は、テニスをしています。
- 今、私はテレビを見ています。
日本語→英語の順で読み上げていますよ。
ちょっと解説:現在形と現在進行形の違い
例文は少し意地悪なものを用意してみました。
実はこれ、ややこしいのは英語ではなく日本語です。日本語では習慣を表す表現も、今していることを表す表現も、【〜している】を使っています。そういう意識していますか?
例えば、”学校で英語を勉強している”というのは、”今まさに、机に座って、学校で英語を勉強している”という意味と、”今は学校とは別の場所にいるけど、学校では英語を勉強している”という2つの意味があります。わかりにくいので↓の例を見てみましょう!
■場面A:自宅
A:小学校で英語勉強しているの?
A : Do you study English at your school?
B:うん、学校で英語の勉強しているよ。
B : Yes, I do. I study English at my school.
■ 場面B:学校
先生:今何しているの?
What are you doing now?
生徒:今、英語の勉強しているよ。
I am studying English now.
場面AとBでは、同じ”〜しています・〜している”が使われていますが、今まさに英語の勉強しているのが、場面Bで、場面Aは習慣(いつも続けているようなこと)を表しています。
違いがわかりましたか?日本語では、習慣も進行も同じように捉え、私たちは文脈で自然と判断しています。しかし、英語では、現在形と現在進行形できちんと使いわけているのです。
現在形=習慣形と覚えるとわかりやすいですよ。
上級編:一時的な状態を表す進行形
※ここからは、少し難しいので、飛ばしてもOKです。
現在進行形は、基本的には今まさにしていることを表現するためのものですが、一時的に〜しているという意味を表すこともあります。なので、”今まさにしていること”でなくても、一時的に行っていることを表すことができます。
■ 場面:自宅にて
A: 今、会社で何しているの?
A: What are you working on now?
B: 今はねー、(一時的に)新しいプロジェクトに取り組んでいるよ。
B: I’m working on a new project.
自宅での会話なので、会話中は仕事に取り組んでいるのではありませんが、進行形を使っていますね。話者の気持ちや状況の捉え方によって、現在形を使ったり、現在進行形を使ったりと・・・。ややこしいですよね。
解答編: 現在形・現在進行形の瞬間英作文・例文
- 私は学校で英語を勉強しています。(習慣的に。)
- I study English at school.
- 今何しているの?今、私は学校で勉強をしています。
- What are you doing now? I’m studying English now.
- 私は東京に住んでいます。
- I live in Tokyo.
- (初対面の人から質問)お仕事なにされているんですか?
- What do you do?
- (上の質問の答え)私は、化粧品会社で働いています。
- I work for a cosmetic company.
- 放課後は、よくテニスをしています。(習慣)
- I often play tennis at school.
- 今、私はテレビを見ています。
- I’m watching TV now.